2015年9月10日木曜日

福生のラーメンバーガー

雨、雨、雨の日々だ。何しろよく降る。お盆までの猛暑から、一気に涼しくなったはいいが、これだけ降るとね。我が家で注文している生協も欠品が多い。農家や漁師は困っちゃうよ。あー、カラッとした抜けるような青い空が待ち遠しい。

さて、ラーメンバーガーです。

前のエントリでは、エル・ドラドのことばかりになってしまったが、エル・ドラドは今はもうない。今、福生にある、ラーメンバーガーのことを書こう。

ラーメンバーガー、それは、ハンバーガーのバンズのような形に成形されている加熱済みのラーメンの麺をを鉄板でやや焦げ目がつくぐらいに焼いて、バンズの代わりのようにしている。それに具がサンドしてあるのだが、それがハンバーガーを包むような紙にくるまれていて、その紙を両手にのせるようにして、頬張る。麺にやや焦げ目をつける手法は、中華の焼きそばに似ているが、あれほどカリッとはしていない。ただ、あそこまでカリッとさせると、歯でちぎりにくくなるような気がする。

この店では、大きく2種類あって、ノーマル(800円)なのと、いわゆるトッピング全部のせのようなもの(1100円)。トッピングはバラでも頼める。臨時休業もあって、「やっと行き着いた感」の勢いがあったこと。知人からの前情報として、「(ノーマルだと)ボリューム不足」というのもあって、全部のせの方をビール(ハートランド)とともに注文した。結果、私的には、ちょうどいいボリュームだった。ボリュームについてだが、バンズ代わりになっている麺の量自体は、普通のラーメンと同じかやや多いぐらい。でも、汁に浸かったラーメンに比べると、感覚的に少なく感じるかも知れない。冷やし中華の麺を少なく感じるのに似て。また、焼きそば程にはオイリーではないので、それも少なく感じる要因になっているかも知れない。

ノーマルの具はハンバーグと青菜など(たぶん)、そして全部のせは、ハンバーグに、スライスチーズ状態のチェダーチーズ2枚、目玉焼き、やや厚めのベーコンにベビーリーフのような生の青菜、それに醤油味のソースがかかっている。添え物として、トルティーヤチップス(写真左側)。昨日は、「おまけ」と言われてサルサソースをつけてくれた。そのサルサソースは、トルティーヤチップスと一緒に食べるのかなとも思ったが、バーガー食べながらの箸休め的サラダとしてちょうどよかった。

最初に、「ラーメンバーガー」と聞いたときは、どんなもんなんだろう? と「?」な気持ちが湧いた。食べてみると、お店には失礼ながら、全体的に丁寧に作られいる感じがあって意外とおいしい。味の決め手は、この醤油味のソースだけど、サーブされてのパッと見は、「ん、テリヤキソースかな?」と思ったが、アメリカなどで市販されているテリヤキソースのように甘くないのがいい。あと、原因までは分からないが、後味に、ややコゲ味があったのが少し気になったが、個性とも思えた。

食べ始めは、ラーメンというより、完全にバーガーだったが、最後の方になると、包まれた紙の底に、ややばらけた麺に醤油味のソースと目玉焼きの黄味がからんで、まぜそば風ラーメンのようだった。

今度は、ノーマルを頼んでみよっと。

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