2014年4月14日月曜日

嬉しくない「大当たり」

車通勤なので、月に2度ほどガソリンを入れる。いつも入れてるセルフの給油機には、精算時に回るスロットマシンのようなのがある。2〜3ヶ月前、これで2等賞が当たり、嬉しくなった。次回の給油時は、リッター当たり3円引きになった。

そして2週間後、3円引きでの給油後、スロットマシンが回り、再び2等賞。「ん?」と思い、近くにいた店員さんにきいてみた。

「2回連続で、3円引きの2等賞が当たったんだけど、みんな当たるの?」
「いえいえ、2回連続はレアですよ〜。お客さん、ラッキーです!」

少し喜ぶことにした。

そして、その2週間後、またまた2等賞。レシートと一緒に出てくる当たりの伝票には、「今すぐ、スタッフにお渡しください」と記されているので、やや面倒に感じつつも、事務所の建物に入っていき、店員へ渡した。

「3回連続なんだけどさ、これみんな当たってんでしょ」
「いやいやお客さん、そんなことありませんよー。私が見てるところ、だいたい3割ぐらいだねー。みんな当たっちゃったら、商売あがったりよ。アッハッハ。3回連続なんて、相当ついてるなぁ〜」
「・・・・・」

さて、ここで客観的なデータを。このスタンド(コスモ)のレギュラーガソリンの価格は、157円。このスタンドの近所にもう一軒(Esso)があって、そっちは、155円。だから、2等が当たればこっち(コスモ)の方が1円安くなる。ガソリン入れるときは、35から40リッターだから、1円違うと35円から40円違うことになる。現実的に、この差だと、価格は関係なく、立地条件など自分が入れやすい方を選ぶことになる。また、私はここのコスモのクレジットカードは持ってるが、Essoの方は新しく出来たため持ってない。(クレジットカードの枚数は増やしたくない) それらの理由で、このスタンドのスロットマシンに付き合うことになっている。

冒頭の写真は、実は今から1週間ほど前の、4回連続2等賞のときの「3円引き券」だ。すでに私は、2等賞が当たらなかったら、腹立たしく感じる域に達している。

最近こーゆーのが多すぎる。私はガラ系だが、スマホの会社乗り換えや、ネット接続を光にして請求書をひとつにすると「キャッシュバック○○万円」とかいうヤツ。最初っからそんなの経費に織り込み済みなことは、誰でも分かる。それをスロットマシンやらキャッシュバックやらといろいろ面倒なことをさせながら、姑息に客の取り合いをしている。これって、どー考えても我々消費者が馬鹿にされてやしないか。あれこれ面倒なことは、それなりにカネがかかってるだろうから、その分、料金自体を安くして競争すればいいではないかーと、フツーの考えは通らないのか。スロットマシンなんかなくなって、フツーにガソリンを入れられる時代が待ち遠しい。

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